2014年11月24日

自分に苦労すると、やっぱり、人のいたわりが違います。

●自分に苦労すると、やっぱり、人のいたわりが違います。


           ─ 久保田 万太郎 ─
                  
               (『短夜』)


【ホーライの蛇足】

こういう謙虚な考え方って、古い、と思われがちだが、「真実」に古いも新しいもない。

自分で苦労を感じないと、傲慢になる。

他人の苦しみを感じなくなる。


自分を一生懸命生きると苦労を感じる。

それは、誰もが感じているんだよ。

だから、人をいつくしむんだよね。


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2014年10月09日

いまの世の中、人間が人間を見捨てているのよね。

●いまの世の中、人間が人間を見捨てているのよね。
   
親が子を、子が親を、兄が弟を、友が友を、隣人が隣人を。


      ─  マザー・テレサ ─
                    
        (カトリック修道女)


【ホーライの蛇足】

厳しい言葉だけど、マザー・テレサから見たら、そういう世界に見えたのだろう。

幸いなことに僕の身近にはこういうことは見られない。

でも、世界を見渡せば、「見捨てる」だけでなく「殺戮」すらある。

隣人が隣人を殺し合っている。

その原因は複雑だ。

宗教のためかもしれないし、祖国の独立のためかもしれない。

貧困のためかもしれないし、利益のためかもしれない。

でも、たとえ、どんな理由があるにせよ、殺し合いで問題が解決するとは僕には思えない。

僕たちは「人類」と一種類の生物なのだ。

その人類のひとりひとりに聞いたら、戦争は憎むべきものと答えるだろう。

しかし、「組織」「政治」の世界の中では戦争は「聖戦」となってしまっているのかもしれない。

僕には手におえない、大きな問題だ。


愛し合うべき隣人が隣人を見捨てている。

マザー・テレサの言葉は正しい。
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2014年09月11日

人間は天使でもなければ、獣でもない。

●人間は天使でもなければ、獣でもない。

しかし不幸なことに、人間は天使のように行動しようと欲しながら、獣のように行動する。

(ブレーズ・パスカル フランスの数学者・哲学者)


【ホーライの蛇足】

矛盾を抱え込みながら生きるのが人間だよね。

ところで、人間は「獣」のように行動しようと欲しながら、「天使」のように行動することもあるのだろうか?


第二次大戦中のある熱帯の島で日本兵が道に迷って、ジャングルの中をひとりで彷徨っていた。

すると、ある所で、ばったりと敵兵(こちらもひとりで道に迷っていたらしい))と出会ってしまった。

あわてふためいた日本兵はつい「ボーイスカウト」の挨拶をしてしまった。

すると、敵兵も同じ「ボーイスカウト」の挨拶をして、そして二人は何事もなく、別れていった、というエピソードを聴いたことがある。


国家は戦争をしたがるけれど、国民は反対したいんだよね。いつの時代にあってもさ。


国家って、なんだろう?



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2014年07月23日

人間は、自然によって生かされてきた。

●人間は、自然によって生かされてきた。
   
古代でも中世でも自然こそ神々であるとした。
   
このことは、少しも誤っていないのである。


       ─ 司馬 遼太郎 ─
      
      (『21世紀に生きる君たちへ』)



【ホーライの蛇足】

人類は自然の一部だ。

でも、最近の人類は誤解をしている。

「異常気象」等と言っているが、自然にとっては異常でもなんでもない。

人類にとって「異常」なだけだ。

地球がちょっと身震いしただけで、僕らは絶滅の危機に瀕する。

気温がちょっと上昇しただけで、僕らはあえぐ。

「地球に優しい」等と言っているが、それは「人類が生き残るために必須です」ということであって、地球にはどうでもいい話なのだ。

45億年の地球の歴史の中で、これだけ我が物顔をした生物がいただろうか?

人類の歴史など、恐竜の歴史に比べれば「昼寝」に等しい。

それなのに傲慢になった人類は身内同士で殺し合っている。

地球が心配する前に人類は自滅するだろうさ。

ラベル:司馬 遼太郎
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2014年07月08日

道徳の与える損害は完全なる良心の麻痺である。

道徳の与えたる恩恵は時間と労力との節約である。
   
道徳の与える損害は完全なる良心の麻痺である。

          ─ 芥川 龍之介 ─
    
        (『侏儒の言葉』)



【ホーライの蛇足】

ひゃ〜、全く何を言っているのか分からないや。

道徳等と言うものが学校の授業にあるというにもおかしな話で。

小学生や中学生の頃、道徳に正解ってあるの? とよく思ったものでした。

今でも思うよ。

50人いたら50人分の答えがあるのが道徳だって。

でも、これだけは言えるな。

道徳とか良心というのは大人になるほど、失われていくものだと。

特に科学の世界では。

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2014年06月25日

胸にでっかい誇りを掲げていこう 「まだ上に行けるぞ!」そう信じてるよ

●胸にでっかい誇りを掲げていこう 「まだ上に行けるぞ!」そう信じてるよ

高い壁だろうとも どんな相手であっても 飛び越え勝利の笑みを君と

(ウカスカジー「勝利の笑みを 君と」より)


【ホーライの蛇足】

自尊心は大事。

自分を大切にしよう。

自分の誇りを大切にして、その誇りを唯一の救いとして、人生を生きる。

誰も、あなたの誇りを潰すことはできない。自分で潰されたと思わない限り。

誇りを胸に秘めて、仕事をするのって、なんかさ、かっこいいよね。


posted by ホーライ at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私たちは、まず自己を肯定するところから出発したほうがいいようです。

●私たちは、まず自己を肯定するところから出発したほうがいいようです。
   
自己を肯定し、自己を認めてやり、自己をはげまし、よろこばせること。
   
それが必要ではないか。

   ─ 五木 寛之 ─

    (『生きるヒント』)


【ホーライの蛇足】

日本人は自分を誉めるのが下手だ。

卑下する必要なんてない。

しっかりやったことはやったこと。

それをきちんと自分で認め、それをやった自分を誉めてあげること。

そういう小さな『成功体験』が次のチャレンジを生み出す。

最近、自分を誉めましたか?

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2014年06月09日

精神を凌駕することのできるのは習慣という怪物だけなのだ。

精神を凌駕することのできるのは
    習慣という怪物だけなのだ。


─  三島 由紀夫 ─
 (『美徳のよろめき』)



(ホーライのひと言)

習慣にも良い習慣と悪い習慣がある。

どちらもよく身につくのが痛い。

だからこし、よく考えてから行動すべきなんだけれどね。

その習慣が良い習慣なのか、悪い習慣なのか、を習慣は教えてくれない。

自分で考えるしかないんだ。

三島由紀夫が最後、あのような死に方をしたのは、悪い習慣でもあったのかな?










posted by ホーライ at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月04日

「できるわけがない」と主張する者は、それをやっている者の邪魔をすべきではない。

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■■■■■■ 今週の名言 ■■■■■■
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「できるわけがない」と主張する者は、それをやっている者の邪魔をすべきではない。

(ローマの規則)


お願いだから、せめて邪魔しないでね。

(ホーライ)




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2011年03月21日

人間の邪悪な心を変えるより容易なものは

●「人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい。」

アインシュタイン





アインシュタインほどの人をもっても、人間の性質、気性を変えることは難しいのだ。

アインシュタインはイスラエルの首相に推薦されたが、断っている。

「全く知らない政治のことよりも、少しは分かっている物理学をやっていきたい」というのが理由だった。






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