生きているのだから御互に譲り合わなくては不可(いけ)ない。
─ 夏目 漱石 ─
(『書簡』)
【ホーライの蛇足】
夏目漱石が生きていた時代ですら、彼は「忙しい切り詰めた世の中」だと感じていたみたいだね。
そう考えたら、今のこの世の中って、どうよ?
お互いに譲り合わないとね。(通勤電車の中だけではなく。)
超多忙になると他人のことなんてかまってられない、というのが本音だろう。
そんな時にこそ、その人の人柄がでる。
「あ、俺って、今、やばい」と思ったら、コーヒーでも飲んで、深呼吸しよう。
そんなことを考えた、この2週間でした。