2014年10月09日

いまの世の中、人間が人間を見捨てているのよね。

●いまの世の中、人間が人間を見捨てているのよね。
   
親が子を、子が親を、兄が弟を、友が友を、隣人が隣人を。


      ─  マザー・テレサ ─
                    
        (カトリック修道女)


【ホーライの蛇足】

厳しい言葉だけど、マザー・テレサから見たら、そういう世界に見えたのだろう。

幸いなことに僕の身近にはこういうことは見られない。

でも、世界を見渡せば、「見捨てる」だけでなく「殺戮」すらある。

隣人が隣人を殺し合っている。

その原因は複雑だ。

宗教のためかもしれないし、祖国の独立のためかもしれない。

貧困のためかもしれないし、利益のためかもしれない。

でも、たとえ、どんな理由があるにせよ、殺し合いで問題が解決するとは僕には思えない。

僕たちは「人類」と一種類の生物なのだ。

その人類のひとりひとりに聞いたら、戦争は憎むべきものと答えるだろう。

しかし、「組織」「政治」の世界の中では戦争は「聖戦」となってしまっているのかもしれない。

僕には手におえない、大きな問題だ。


愛し合うべき隣人が隣人を見捨てている。

マザー・テレサの言葉は正しい。
posted by ホーライ at 03:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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