2014年10月01日

いわゆる頭のいい人は、言わば足のはやい旅人のようなものである。

●いわゆる頭のいい人は、言わば足のはやい旅人のようなものである。

人より先に人のまだ行かない所へ行き着くこともできる代わりに、

途中の道ばたあるいはちょっとしたわき道にある

肝心なものを見落とす恐れがある。


   ─ 寺田 寅彦 ─
                
      (随筆家)



【ホーライの蛇足】

寺田先生は、どっちを勧めているのだ?

足のはやい旅人?

それとも、わき道にある肝心なものを見落とさない人?

言葉の流れ的には、後者だね。


僕なんてわき道ばかり入って行くもんだから、路地裏を迷ってばかりいる。

だけど、寺田先生が言うところの、大事な肝心なものすら見つからない。

でも、まぁ、それもいいものだ。

肝心なものが見つからなくても楽しいものなら、たくさん見つけたからね。

あとは、どうやって、路地裏から抜け出すか、だな。
posted by ホーライ at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 世の中について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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