(ウィリアム・ダイアー アメリカの大学教授)
【ホーライの蛇足】
これは、ビジネスの現場ではよく言われることだね。
「目標によるマネジメント」(Management by objectives:MBO)だ。
ビジネスの目標はできるだけ「定量的」に設定する。
たとえば「一定の成果をあげる」というような「定性的」なものではなく「売り上げを30%上げる」というように。
あるいは、「英語を一生懸命頑張る」ではなく、「9月までにTOEICで730点以上を取る」というように。
そして、目標は「達成できる範囲」でないといけない。
3月の時点でTOEICが300点なのに9月に990点を取る、というのは目標が「偉大すぎる」。
3月で300点で、9月で400点では、目標が低すぎる。
ちょっと、背伸び(ストレッチ)をするぐらいがいい。
3月で300点なら、9月で600点ぐらいで丁度いい。
ちょっと、ストレッチぐらいのほうがいい。
人生に目的は不要かもしれないけれど、人生には目標があったほうが有意義だ。
そう思わない?